千代田区障害者共助会の７０周年記念祝賀会が開催されました。

共助会は区内の障害者やその家族で構成されており、障害の枠や有無を超え「地域における支え合い＝共助」の実現を目指して活動している団体です。

千代田区では障害者の意思疎通に関する条例を定めるなど、共生社会の実現に向け、様々な施策を展開してきています。今年4月にも区内在住の障害等のある方々にご協力をいただき、「千代田区の良かったこと調査」を実施しています。

これはこれまで不便だった「コト」や「モノ」の改善に向け、困ったことや悪かったことを調べる従来の「不便さ調査」とは発想を変えた、プラス面（良かったこと）をより活かす新しい取り組みです。今後、この調査の結果を詳細に分析し、共生社会の実現に向けた政策の強化につなげていきたいと思います。

また、今日行われた式典のお土産として、区役所内に入っているサクラベーカリーのクッキーとマフィン、ジョブサポートちよだのはちみつ、錦町にあるソーシャルグッドロースターのコーヒーがそれぞれ詰め合わせになったものが配られました。

いずれも、区内就労支援施設で作られた商品です。こうした試みは素晴らしいと感じました。就労支援施設で働く皆さんが作った商品が、多くの人たちに認知される、そしてそれがより良いものとして認められることは、そこで働く人たちの働き甲斐の向上に直結します。区として就労支援施設の事業に対しては、これまでもサポートを行ってきましたが、今後もより一層働きやすい環境を作れるよう区議会からも働きかけていきたいと思います。

千代田区議会議員　自由民主党

大坂たかひろ

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