近況報告
2020年12月3日
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久しぶりの更新です。

コロナ禍でしばらく表立った活動が制限されてしまいましたが、この間、中小企業診断士として、今年4月ごろから経済対策の最前線でコロナ対策のお手伝いをしています。セーフティーネットの申請窓口の対応が中心です。週に1回程度ですが、千代田区役所の相談窓口に経営相談員として出ています。

緊急事態宣言が出されていた5月は窓口相談の予約が取れないような状況が続いていましたが、9月ごろからは比較的窓口の混雑具合は落ち着いてきています。しかしながら、申請に来る事業者さんの状況は非常に苦しい状況が続いています。売上8~9割減が続いているというところもまだまだたくさんあります。上場企業の株価は高値で推移していますが、中小企業の現場の肌感覚としては危機的な状況が続いていると思っています。

セーフティーネットを活用した融資や補助金・給付金等の利用で急場はしのげても、1~2年後に借入金の返済が本格的に始まれば、今以上に厳しい状況に陥ります。そうなる前に個々の事業者がコロナ禍以前よりも前を向いて事業に取り組める環境を作っていかなければなりません。一方で感染者数が増えている状況で、これもまさに今これからが踏ん張りどころとなっています。マスク・3密の回避・こまめな手洗いといった感染対策の基本をしっかり守りつつ第3波をまずは乗り切り、その中で事業を着実に進めていくことが求められています。 道のりは険しく、先行きは見通せないですが、私もその一助となれるように今後も活動を続けていきます。